NBAの試合をネットでみられる時代
NBA(National Basketball Associationの略)は、第二次大戦後の1946年に開幕し、北米圏で人気が高まっていきました。その後、1980年代に入るとマジック・ジョンソン、マイケル・ジョーダンをはじめとする世界的なスターが次々に誕生して世界的な注目を集めるようになります。
そして、そんな中、日本でもNHK-BS放送にてレイカーズやブルズの試合が積極的に放送されて人気を高めていきます。しかし、マジックやジョーダン、あるいはピッペン(シカゴ・ブルズ)をはじめとする往年の名選手が1990年代入って続々と引退したことで人気は低迷していました。そして、NHK-BS放送ではほとんど試合が中継されなくなってしまったところがあります。
あまりテレビ中継が行われない中でNBAの日本での人気は長く低迷していましたが、2010年代半ばに日本における試合放送環境が大きく変わりました。
英国のパフォーム・グループが2016年からドイツ・日本などで「DAZN」というスポーツ中継に特化したインターネットストリーミングサービスを開始します。そして、シーズン中は毎日NBAの中継が2000円未満のわずかな定額費で見られるようになり、日本のコアなNBAファン達は歓喜しました。2018-19シーズンからは放送権を楽天TVが獲得してDAZNでは見られなくなってしまいましたが、約1000円の月額費を支払えば日本語実況・解説による試合を視聴する事ができます。
さらに楽天TVではNBA関連のオリジナル番組の配信もあり、たった約1000円の月額費を出すだけでNBAの世界を堪能する事が可能です。
グリズリーズ所属の渡邊雄太がNBAデビューしてNBAに対する注目度が高まる中、ネット中継を通じて彼を応援しようとする人が増えています。