NBA公式バスケットボールが小さく見える理由

NBAのスーパースターたちが使用している公式球が、実は日本の高校生が使っているバスケットボールのサイズより小さいということを知っていましたか?

日本の男子高校生が使用しているバスケットボールは、7号球と呼ばれるサイズです。7号球の大きさと重さは、周囲74.9~78cm、直径目安24.5cm、重量567~650g、というように定められています。ちなみに女子高校生は、6号球というサイズのバスケットボールを使っています。

6号球の大きさとサイズは、周囲72.4~73.7cm、直径目安23.2cm、重量510~567g、というように決まっています。

身長2メートルを超える大男たちが、世界最高のプレーを披露しているNBA。さぞかし大きなボールサイズかと思いきや、実は日本の男子高校生が使っているボールのサイズよりも少し小さいのです。

NBAのボールは小さい

NBAで使われている公式球のサイズは、7号球と6号球の中間、なんと6.5号球です。これはNBAオリジナルのバスケットボールサイズです。

NBAの選手たちは体も手足も大きく、そのためボールが小さく見えます。しかし実際には、ボールのサイズも小さかったのです。ではなぜ、ボールのサイズを小さくしているのでしょうか?しかも日本の高校生が使うサイズよりも、一回りほど小さいサイズです。

それは、ボールを掴みやすくして派手なプレーをしやすくするため、というのがNBA公式球のサイズが小さい理由です。

真剣勝負のプロスポーツ界であっても、エンターテイメント要素を徹底的に追及してファンを魅了していく、いかにもアメリカらしい考え方です。